経営理念
社是
- 私達は、身近な法律事務所を目指して、お客様に安心と元気、そして笑顔をご提供します。
- 私達は、地域の中小企業を救済することは、地域の活性化、ひいては人権救済につながるとの考えのもと、中小企業支援に全力で取り組みます。
行動規範
- 法にのっとり公平で公正な処理をする。
私共は法律のプロフェッショナルとして、法律に基づいた処理をするのは当然です。また、様々な方々の利害が渦巻く法律問題を処理する以上は、公平で公正な処理を心掛けます。 - 「人間として正しい選択か」を判断基準にし、倫理観に基づいた誠実な対応をする。
事務所を運営し、またお客様からご依頼いただいた事件を処理するにあたり、判断基準、指針が必要になります。弁護士である以上法律にのっとることは当然ですが、それだけでは判断がつかないこともあります。私共は、判断の座標軸に「倫理観」、「誠実さ」、「正直さ」をおいています。このような「人間として正しい」ことをするよう心掛けておくと、道を踏み外すことはなく、お客様にも、広くは社会のためになるサービスをご提供できることと私共は確信しております。 - 困っている人や企業の力になる。
私共は、一般個人の方、企業を問わず困っておられる方々の力になりたいと考えております。特に、中小企業であっても、実は社会的弱者である場合があるのです。企業を救うことは、従業員とその家族、取引先など多くの人々に幸福をもたらし、社会を救うことに繋がります。我々は中小企業の支援に全力を挙げて取り組みます！ - 社会のためになる活動をする。
弁護士の使命は、基本的人権の擁護と社会正義の実現です。私共は、社会のためになる活動をすることを通じて、これらの使命を果たしたいと考えております。 - 弁護士もサービス業であることを自覚し、お客様目線の対応を心掛ける。
「お客様の立場で考える」ことを念頭に置き、スピーディで適正・適切な処理をすることはもちろん、事務所内外において報・連・相をきっちりすることを誓います。我々は、ツイてる思考で熱狂的ファン創りに努めます。
中小企業支援に対する思い
皆さんこんにちは。弁護士法人井上晴夫法律事務所の代表弁護士（CEO）の井上晴夫です。当事務所は２００８年１月の創業から１０年以上が経ち、中小企業支援を中心に業務を行い、２０２０年９月現在で約１００社の企業様と顧問契約を締結、継続させていただいております。取り扱い業務の中心は、企業の生死に関わる倒産、再生事件から、労働問題は企業側専門、ハラスメントやコンプライアンス全般、契約書などの書面の作成チェックなど多岐に渡っております。
当事務所のコーポレートメッセージは、「中小企業に寄り添い人々を幸せにしたい」です。これは地域の中小企業を支援し地域経済を活性化することで、企業だけでなく従業員を含めた企業に関係する全ての人々を幸せにしたいという願いが込められています。
私は、弁護士１年目に勤務した事務所で企業の倒産案件を多数手掛けさせてもらいました。弁護士２年目に独立した後も引き続き、企業の倒産案件を中心に取り組みました。中には、２日後に手形が不渡りになるとの急ぎの相談がきて、２日間徹夜で対応したこともあり、企業側からの要請と社会的な意義を考えて、緊急対応することもありました。そのような経験を積ませていただく中で、企業の生死は人間の命の問題で、企業を支援することはそこにかかわる人々の人生の救済につながることを学びました。
そのような中で、当事務所も徐々に規模が拡大し（２０２０年９月現在は弁護士４名、事務６名）、私は経営者としての勉強をするようになりました。
これにより、経営成績というソロバンと従業員の幸せ、倫理観などの心の問題を調和させながら、日々の経営判断をしていく中で、経営者の心情、苦労というのが身に染みて分かるようになりました。経営者の心に寄り添いながら、日々の相談相手で頼りになる存在として企業を支援するよう心掛けるようにしております。
また、私は経済学部の出身です。弁護士として多数の中小企業に関わらせていただき、また、私自身も法律事務所の経営者として携わって感じることは、世の中は法律論や理屈だけで割り切れないことが多く、経済の知識や哲学などの幅広い知識と教養、感性、気づく力、ひいては人間力、言ってしまえば全人格でことに当たることで紛争を解決したり、人間社会が動いていくということです。弁護士としては、単なる法律論を振りかざすだけでは中小企業を支援する仕事を満足にできないと考えます。
私は、単に法律面のアドバイスだけでなく、経営者の意思決定にも同志としてアドバイスできるように心掛けています。企業経営においては、全ての責任は、最後は経営者が負わないといけません。時には孤独に押し潰されそうになることもあります。それだけに、経営者は大きな精神的なプレッシャーを抱え、その心の持ちようが経営に大きく影響します。ですので、私は単なる顧問弁護士ではなく、何でも話せる同志として経営者を力強くサポートすることを目指しています。
ところで、人生・人間社会では、理屈だけでは割り切れないことが多いですが、企業経営においてもそれは同じです。欲望、妬み、恨み、怒りなどの個人的な感情が絡み、人生や企業経営を難しくします。
ですが、それが人間社会です。例えば企業の後継者問題に絡む上場企業の家具屋さんの経営も親子の感情が絡んでいる。日産自動車のカルロスゴーン事件とその後の処理も個人の欲望、出世争いなど複雑な人間関係が絡んでいます。
１＋１＝２とは限らないのです。人間社会は、１＋１＝２の「算数」の世界ではなく、１＋１は３にも４にもなり得る、「算術」の世界として複雑かつ微妙な世界なのです。だからこそ、クライアントである経営者の心に寄り添い、自分の全人格を投入して、中小企業支援にあたっております。
また、従業員さん達は企業の宝です。従業員さんも人間である以上、例えば借金、相続、離婚、交通事故など人間が生活していく上で抱えるトラブルに遭うこともあります。従業員さんがそのようなトラブルを抱えながら業務を続けていくことは生産性の低下、会社のモラル意識など会社全体にとってもいい影響はありません。当事務所では、従業員さんの福利厚生になること、企業活動を通じて人々を幸せにするという観点からも、従業員さんからの法律相談も積極的にお受けしております（初回無料）。
代表弁護士 井上晴夫
