初めての ”蕎麦打ち 五右衛門風呂” 体験 

先日、と言っても桜の咲いてた頃になりますが、友人の家族と合同で出雲市のある山奥の体験型宿泊施設に行って、色々な体験をさせていただきました。

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到着すると、明るいうちに筍狩りをする予定でしたが、生憎の天気だったこともあり、蕎麦打ち体験に予定が変更されました。

私は蕎麦が大好きですが、自分で蕎麦を打ったことはありませんでした。

蕎麦粉と小麦を混ぜ、水加減にも気を遣いながら、手で混ぜて形になってきたら、今度はお餅のように手で捏ねます。とにかく必死で蕎麦を捏ねて、やけに無心になれます。この時、右わき腹を肉離れしてゴルフの出来ない状態の私でしたが(汗)、痛いのも忘れて蕎麦を打たせてもらいました。

丸いお餅のようになった蕎麦を今度は棒のようなものできれいに広げていきます。ペラペラの紙のようになるまで広げていくのですが、この段階でパサパサになって割けてしまう部分があり、できるだけそうならないようにするには、広げ方もそうですが、最初に手で蕎麦を捏ねていた時の加減も関係するそうです。蕎麦打ちはかなり奥が深いようです。

蕎麦が広い紙のように広がったら、今度は特殊な包丁で蕎麦を切っていきます。普段みる蕎麦の面の姿になっていきます。きくところによれば、2.5ミリの厚さに切ると蕎麦が一番美味しくなるそうです。そんな繊細さを持ち合わせていない私は、5ミリになったり、1ミリになったりグチャグチャでした(笑)。やはりここは女性陣が上手ですね。主婦には敵いません。

そして最後は蕎麦を湯がいて食べれるのですが、どうやら湯がき方にもコツがあるようです。私はスーパーで生蕎麦などを買ってきて、家で湯がいて食べることがよくありますが(私の料理?と言ったらこれくらいです(笑))、その時の参考になりました。

出来上がった蕎麦をみんなペロリ!

これが滅茶苦茶美味しい!大量にありましたが、みんなで食べるとあっという間に無くなりました。

初めての蕎麦打ち、とても楽しいもので、少し病みつきになりそうでした。そして何より、自分達で打った蕎麦をその場で食べると、蕎麦の美味しいこと、筆舌に尽くし難かったです。

蕎麦でお腹いっぱいになったはずですが、1時間もせず、今度は夕食です。

 

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夕食は、山菜料理とかだけではなく、近くの山でとれた激ウマの筍、そしてメインは鹿肉と猪肉でした。

鹿はまだしも猪といえば、臭みがあって食べにくいということを聞きますが、そんなことはなく、とても美味しかったです。食べ盛りの男の子は、「うまいうまい」と言って、無心に食べていて印象的でした。鹿にしろ、猪にしろ、味の決め手は最初の血抜きがポイントらしいです。

あれだけ蕎麦を食べてお腹いっぱいになっているはずなのに、夕飯もみんなで楽しくペロリといただきました。

そして、最後はお風呂。ここは五右衛門風呂です。

母親の実家などで五右衛門風呂をみたことはありましたが、実際に入るのは初めてでした。

薪を入れて風呂を沸かすところからやりました。実際に入ってみると、家の風呂と違って、とても温もるのです。宿の方によると、薪で焚いたお湯だから、とても柔らかで温もるのだとか。気軽に五右衛門風呂に入れるのなら、機会を改めていくらでも入りたい気分でした。

どこかのリゾートホテルに泊まるよりもリラックスして寛げました。ヒーリング作用はかなりのものでした。

出雲の山の中で思いもかけず、充実した時間を過ごさせてもらいました。そして、都会育ちの私には体験できなかったことをたくさん体験させていただき有り難かったです。

島根には、まだまだたくさんいいところがありますね!

初めての ”蕎麦打ち 五右衛門風呂” 体験