10月14日から18日にかけて、日韓弁護士協議会に出席するために、韓国の済州島に出張しました。
この協議会は今年で32回目の開催で、およそ日本と韓国で毎年交互に場所を変えて開催されます。今回は韓国済州島のラマダプラザホテルというホテルで開催されました。写真の通りリゾートホテルで、海の眺めが大変良かったです。
私はこの協議会には今回が初めての参加で、それどころか、海外に出たのは新婚旅行で行ったニュージーランド以来2回目のことでした。海外は慣れませんが、新たな世界を味わうのはとても刺激的でした。
さて、日韓弁護士協議会というのは、日韓相互の法制度や判例を比較検討することで、自国と相手国の法制度や判例について理解を深め、日韓の交流を深めることを目的としております。
今回の協議会では、済州島の歴史についての講演に始まり、メインの討論は、金融商品取引についての日韓両国の法規制について比較検討がなされました。今回の金融商品取引についてはかなり専門的で難しい議論になりましたが、例年はもっと身近な話題が取り上げられるそうで、来年の福岡での総会に期待したいところです。
それから、韓国の弁護士の方々との交流は大変刺激的でした。彼らの熱烈歓迎ぶりは感激もので、これが異文化交流なのかとひしひしと感じ、非常に楽しかったですし、人生の幅が広がったようでした。
また、済州島の街の人々との交流も色々な方がいて、彼らの行動の意味を考えたりすると、異文化というのを感じることが出来、勉強になることが多かったです。
済州島といえばリゾート地として有名ですが、私もご多分に漏れず観光を楽しませていただきました。綺麗な景色、民族文化などゆったりと時間を過ごせました。済州島は食事も大変美味しく、魚介類(鮮魚の刺身、鮑のお粥、サバ、太刀魚の塩焼きなど)がとにかく美味しかったですし、珍しいところで言えばキジ肉のしゃぶしゃぶもあっさりして美味しかったです。食事するために済州島に行ってもいいくらいかも知れません。食事の写真も撮りたかったのですが、酔っ払ってしまっていたので写真を撮れませんでした(笑)。
済州島は、関空から飛行機でわずか1時間40分で着いてしまいます。外国なのにとても近いです。飛行機だけなら島根から東京に行くのと変わりませんよね。手頃に行けるのでお奨めです。
むしろ島根からだと直通便の飛行機がないので、島根から関空までの移動の方が大変でした(笑)。
ちなみに、私は車で関空に移動したのですが、中国自動車道の神戸JCTのあたりが工事のため大渋滞しており、僅か8キロ移動するのに80分もかかってしまいました。神戸まで快走していただけに、ここで一気に疲れてしまいました。島根の渋滞と違って都会の渋滞は半端ないですね。