写真は青森市内からみた八甲田山です。肉眼でははっきり見えておりました。
青森出張の2日目は、酸ケ湯温泉から青森市内に移動し、日弁連主催の中小企業団体との意見交換会に出席しました。これは日弁連が全国各地をまわって中小企業団体に対して日弁連の取り組む中小企業対策を知ってもらうとともに、地元の弁護士の先生方にも参加してもらって中小企業対策に取り組む指針を掴んでいただこうという企画で、今年の9月に熊本で実施されたの続くものです。熊本での様子は私の「お知らせ」ブログのバックナンバーを参照いただけたらと思います。
私は去年の愛媛、そして今年の熊本に続き、今回の青森も日弁連の委員として出席させていただきました。
意見交換会の前半は、日弁連の委員数名が全国各地における中小企業対策についての取組み発表でした。私も島根での取組みについて10分程度お話させていただく機会をいただき、特に事業再生についての取組みを重点的にお話させていただきました。地方では、弁護士が事業再生について幅広く取組むことはこれまであまりなされてきませんでしたので、私はそのあたりをできるだけ出席者の皆様に興味を持っていただけるようにお話させていただいた次第です。
意見交換会の後半は、参加者全員による座談会で、商工会議所の経営指導員の方々や地元の弁護士の方々からたくさんご意見などを頂戴し、討議いたしました。
やはり、各弁護士が中小企業を本気で支援しよう、それによって地域経済を活性化させようと本気で思い意識改革していくことと、中小企業団体との関係を深めて顔の見えない弁護士ではなくすための努力が必要であると感じました。
こうして意見交換会が無事終了し、3日目は午後の飛行機で青森空港から羽田経由で松江に帰ることになりました。しかし、ただでは帰らない(笑)私は、初日に案内していただいた先生に再び案内していただき、今度は弘前を越えて岩木山の麓の嶽温泉というところに行きました。
写真の通り乳白色のお湯で、酸ケ湯温泉ほどの強烈さはありませんでしたが、マイルドな硫黄泉という感じで、とても気持ちのいいものでした。酸ケ湯といいい嶽温泉といい硫黄泉ばかり入ったせいか、松江に帰宅してみると体に硫黄の臭いが残っていました。やはり、旅行に出ると温泉と山が楽しみなんですよね。
写真は弘前市内から眺めた岩木山です。ここも八甲田山も火山です。弘前からは南北に広い雄大な裾野が広がっていましたが、嶽温泉から、つまり南側から岩木山を眺めると、まるで溝口インターから眺める大山にそっくりでした。
ちなみに、標高はもちろん(大山が1729、岩木山1625)、見た目の険しさも、岩木山より大山の方が険しく見えました。勝手に山陰が東北と張り合ってみました(笑)。八甲田山は山スキーのメッカだそうですし、岩木山の雄大な景色をみていると登山してみたい気がしました。また近いうちに青森に行ってみたいです。