皆さんこんにちは。
一般的に「弁護士は客を呼びつける商売」と思われている方が多いですよね。
確かに、他人に聞かれたくない、秘密性のある相談は私共の法律事務所でお話をお伺いすべきでしょうし、ちょっとした調べ物をしたり、その場で書類の修正などをするためにも、法律事務所でやりとりした方が便利です。それに、法律事務所の相談室は、落ち着いてお話をするにもいいように配慮してありますので、その点からも法律事務所に相談者の方々にお越しいただくことが多いです。また、昨今、弁護士の身に危険がある事件もあり、安全性の観点からも法律事務所で相談や打ち合わせをさせていただくことが多いです。
しかし、いつもお客様に法律事務所に来ていただくばかりではありません。
私の場合、「現場主義」の観点から、各種事件の現場やお客様の生活やお仕事の場などを視察しにいくこともありますし、顧問先様などの場合、実際に私の方から会社の方に出向いて、たまには社長様のお顔を拝見して世間話や、あるいはゴルフや車の話、場合によってはまじめに会社経営についてのご相談?(経営についての相談はお互いにという感じです)をしたりします。もちろん、顧問先様とは、必要に応じてご依頼いただいている事件の打ち合わせを出張にてさせていただくこともあります。
先日、私は、奥出雲町で泊まりの仕事が入りました。
午後から奥出雲に向かい、まずは、アポなしでしたが、ある顧問先様を訪問させていただきました。
あいにく社長様はご不在でしたが、事務さんの対応が非常によく、うちの事務所も勉強させていただかねばと思いました。
その次は、今月から顧問契約を開始させていただいた顧問先様に訪問し、午後4時から社内研修会の講師を担当させていただきました。
私は、法律の専門家なので、法律の観点からのコメントは出来ますが、実際の現場に出ておられる方々の知識や経験は凄まじく、私も勉強させていただくことがありました。
研修会の後は、亀嵩の玉峰山荘に移動し懇親会が行われました。4月から新たに役職に就かれた方と、4月から顧問契約した私のための歓迎会でした。
懇親会の後は、私は玉峰山荘で宿泊させていただきました。
一人でゆっくり温泉につかりながら気分を休めることが出来ました。
翌朝の朝食は、すくも釜で炊いた仁多米を食べさせていただきました。すくも釜のご飯は曜日限定だそうなので、私は幸運でした。フロントの男性陣2人で早朝から炊いたそうです。非常に元気のいいお二人で、二人のパワーがお米に乗り移ったのでしょう。
非常に美味しくいただき、お茶碗4~5杯くらいだったと思いますが、私一人で全部食べてしまいました。
玉峰山荘を後にし、私は前日に研修会をさせていただいた事業所の別の施設に赴き、施設見学をさせていただきました。
私は、そこの施設長様と長いお付き合いをさせていただいており、奥出雲の将来の話やビジネス展開など非常にワクワクするお話をさせていただきました。
施設見学終了後は、私が一年ちょっと前からかかわっている案件でご協力いただいた方を訪問しました。ここはさすがにアポをとりました(笑)。現地視察といった感じです。
結構な山の上まで車で登りましたが、相変わらず景色は絶景でした。写真に撮りましたが、お見せできないのが残念です。
一方建物は、一年前は廃墟寸前でしたが、一年前とは見違えるくらい元気な明るい建物に変わっておりました。
新しい経営者の方が頑張っておられるようです。まだまだこれからですが、この建物を利用した事業が、事業として再生するのを祈るばかりです。
お昼は、亀嵩の駅に向かい、駅の構内にある蕎麦屋さんで昼食をいただきました。
とろろと卵をかけた蕎麦です。
亀嵩の駅のホームも何だかいいですね。
昼食後、午後2時から松江の家庭裁判所で調停が入っておりましたので、帰路を急ぎました。