社労士会 行政書士会 経営者協会 総会続きでした

 5月下旬は各団体の総会ラッシュのようです。
私も弁護士会の役員として、あるいは自分が会員として出席が続きました。

昨日は、島根社会保険労務士会の総会に、島根県弁護士会の副会長として来賓として出席しました。
社労士会の方々とは、2週間前に社労士会と弁護士会が協力するADR(裁判外紛争解決手続)のための打合せ会議で顔を合わせたこともあり、今回は結構落ち着いてお話をすることができました。今後、社労士の先生方とは、色々な場面で一緒にお仕事をさせていただく機会が増えそうです。

 そして、今日は午後2時からホテル宍道湖で、島根県行政書士会の総会に島根県弁護士会の副会長として来賓として出席しました。
 行政書士会の総会に出席して感じたのは、弁護士会と違って、政治家の先生方との関係が強いことでした。弁護士会では、総会は完全に内輪の行事で政治家はおろか外部の方の出席はいただかないことになっておりますし、大きなイベントでも知事や市長さんをお招きする程度で、その他の来賓は日弁連から役員の方をお招きするくらいです。
 これに対して、行政書士会の総会では、来賓の方々に知事や国会議員、県議会議員など政治家の方々がズラッと顔を連ねておられ(秘書さんが出席されている先生も多数おられましたが)、
行政書士の先生方は、日頃から政治家の先生方とお付き合いをされていること感じました。  弁護士会でも、司法修習生に対する給費制の維持や法曹人口問題など、理屈の問題だけでは事が進まず、政治の力が必要になってくる事柄が増えてきております。
 昨年は、島根県でも、弁護士政治連盟島根県支部が設立され、今後は弁護士会も政治の世界との繋がりが増えてくるのかもしれません。

 さて、2時から出席した行政書士会の総会を後にして、3時からはホテル一畑に移動して、島根県経営者協会の総会に出席しました。
 こちらは、私自身が経営者協会の会員ですので会員として出席してまいりました。
昨年から、古瀬誠氏(慶應経済の大先輩です)が会長に就任され、事業所の生の声を直接聞くという方針を立てて活動しておりますが、今年もその方針は変わらないようです。盛大な総会で、今年度も経営者協会の事業に期待したいところです。
 私は経営者協会では、昨年は人事労務管理研究会の講師を2回程務めさせていただきました。今年も何かと勉強やお仕事をいただく機会があり、頑張って活動していきたいです。このような経済団体での活動は大切にしていきたいところです。

 経営者協会総会後の特別講演では、昨年に引き続き、溝口善兵衛島根県知事のご講演をいただきました。
 島根県をいかに活性化するか、人口増に繋げるか、というお話で、人口の自然減に対する対策としては子育て支援、人口の社会減に対する対策としては、産業の創出という内容でした。
 「産業の創出」と言ってもそう簡単に成功する訳ではなく、前途多難ではありますが、知事の熱い思いが伝わってきました。
 また、社会の価値観が多様化し、都会生活の住みにくさなどを感じる人々も増えてきており、先般の東日本大震災をきっかけに、東京一極集中の歪みに気付き地方へ目を向ける人々も増えてきております。
 私達の将来、島根県の将来を考えるいい機会になりました。

社労士会 行政書士会 経営者協会 総会続きでした