4月1日より、島根県商工会連合会の経営安定特別相談室(倒産防止特別相談事業)の専門スタッフに委嘱されました。
経営安定特別相談室というのは、その名の通り、主に、商工会会員企業が倒産に至る前に、早めの対処で経営の安定を図り倒産を防止するためのお手伝いをするための事業です。
私自身は、企業の倒産処理のお手伝いもさることながら、企業が倒産せずに再生する(事業再生)ためのお手伝いに力を入れたいと考えておりましたので、今回のことは大きなチャンスだと思っております。昨今の不況の世の中、経営がおもわしくない企業が元気になって社会に貢献できるようになるためには、経営者の方が諦めずに元気でやっておられることが、何をもっても大切だと思います。そして、私もそのようなお手伝いをするため、経営者の方々に勇気を与えられるよう、目を輝かせて元気にやっていこうと思います。
ところで、皆さんは商工会議所と商工会が別組織なのはご存知でしょうか?
聞くところによると、多くの方々は、名前も似ていますし両者の違いをよく理解されていないそうです。私も、お恥ずかしながら、弁護士になって中小企業関連の業務に携わるまでは分かっていませんでした。
商工会議所も商工会もともに中小企業関連団体なのですが、ごく平べったく言えば、両者は管轄が違います。商工会議所は比較的その地域の中心地、例えば松江市で言えば、合併前からもともと松江市であった地域を管轄しています。これに対して、商工会は、町村部に設置された団体ですので、松江市で言えば、合併によって松江市になった地域、例えば旧八束町や旧島根町、旧鹿島町などを管轄していることになります。大体イメージが掴めましたでしょうか?
島根県商工会連合会 経営安定特別相談室(倒産防止特別相談事業)の専門スタッフに委嘱されました