松江市立鹿島東小学校にて~総合的な学習の時間「すごいぞ!お仕事のひみ」~の講師を務めました

今日は鹿島東小学校4年生の総合学習の時間に、「すごいぞ!お仕事のひみつ」と題してお話をさせていただきました。同校でお話するのは2年ぶりです。

事前の質問で、「弁護士になるためにどんな勉強をしていたか?」や「どうやったら弁護士になれるか」という感じの質問がいくつかありましたので、私は六法全書や受験時代のテキスト等を持参してお話しました。どれくらい勉強したらいいのか?という点については、「私は起きている間はずっと勉強していました。トイレで座っている間もご飯の時も勉強道具片手に勉強しながらという感じでしたよ。」とお答えしました。人の人生を左右する弁護士という仕事の責任感からすると、それくらいの勉強の辛さに絶えれないと弁護士を続けることはできないということです。

お話の流れで、最近皇族と結婚したK氏のお話になり、私は、「Kくん甘過ぎるよ。これくらい勉強しないと弁護士になれないのに、結婚したら奥さんとの時間を持ちたい誘惑に駆られて勉強に集中できないはずだし、逆に奥さんをほったらかしにして勉強に集中すると家庭がおかしくなるよね。…」と持論を展開しました。私は、人生において必ず通過しないといけないステップを飛び越して次のステップに移行してしまうと必ずどこかで綻びがでてしまうので、欲や誘惑に駆られず、踏まなければいけないステップを着実に踏んでいくことが人生における基本であることを伝えたかったのです。

そして今の小学生の段階において、勉強や人生について心掛けて欲しいこととして、①読書をたくさんして欲しいこと、②他人の立場に立ってものを考えられる能力を身に着けること、他人の弱みを分かってあげ思いやりの心を持つこと、③今分からなくてもいいから、大きくなった時に、自分を育ててくれた両親に対する感謝に気持ちを持って欲しい、ということをお伝えしました。

また、勉強は果てしなく続いていくということを伝えるために、私が最近読んだ書籍を見せて、読書の仕方やそれが勉強にどうつながっていくのかということについても合わせてお話しました。

私の今日のお話が、小学生の皆さんの将来のどこかでお役に立つ場面が出てくれば嬉しいです。

 

松江市立鹿島東小学校にて~総合的な学習の時間「すごいぞ!お仕事のひみ」~の講師を務めました